今日から松浦先生の特別講座「数学ぷらす」がスタートしました。
この講座は、この夏で数学を好きになってもらおうという内容ではありますが、数学が得意な生徒も苦手ない生徒もその本質を理解し、どうしたら問題を解けるようになるか、そして「おもしろい」と感じてもらえるかを追求した講座になっています。中3生を中心に、既習範囲は中1,2年生の参加も大歓迎です。
この講座では10回の講義の中で、計算問題の確認から、まだ習っていない二次関数や空間図形まで先取りし、最終的には都立入試レベルの問題の演習まで進めるので、2学期からの本格演習に向けた土台作りができる内容になっています。
カリキュラムの確認
改めてになりますが、数学ぷらすのカリキュラムを確認しておきましょう。
- 『vs計算問題』 (対象:1~3年生) 7/24(月)
数学の問題を解く上で全ての基盤となる計算。
計算問題というと”シンプルな問題”と思われがちですが、その意義や思考の過程に注目してみると意外な奥深さがあります。
中学受験の計算問題、つまり”小学生でも解ける問題”を中心に扱いながら、「=という記号の意味」「途中式の書き方」など、普段と違った観点から計算問題への立ち向かい方を考えてみましょう!
「数学」を学び始めた1年生から受講できます。1~3年生までぜひ受講ください。
- 2. 3年生先取り「2次方程式」(対象: 3年生) 7/26(水)
- 3. 3年生先取り「2次関数」(対象: 3年生) 7/27(木)
- 4. 3年生先取り「図形その1」 (対象: 3年生) 8/2(水)
- 5. 3年生先取り「図形その2」 (対象: 3年生) 8/3(木)
第2回から5回は3年生の先取り講座です。
3年生後半の内容でありながら高校入試でも非常に重要な分野「二次方程式」〜「空間図形」を短期間で一気に学習します。本質的な理解を通して夏休み以降の学習の土台を作ります。
- 6.『vs証明問題』 (対象:2,3年生) 8/7(月)
第6回は証明問題です。
重要な内容でありながら意外と曖昧に教わりがちな証明問題。「結局のところ何のためにどう書けばいいのか」がわからないままなことも多いと思います。
数学を学ぶ意義にも触れながら「証明って何?」「証明ってどうやって書くの?」といった疑問を解消し、数学への理解をより深めましょう!
2年生は1学期のテストにも出題された証明です。証明の復習をしながら、2学期で学ぶ証明の予習も行います。
- 7. 都立入試対策「大問1,2(計算と文字式の証明)」 (対象:2,3年生) 8/18(金)
そして、第7回目からはいよいよ都立高校入試の演習に入ってしまいます!
え、まだ8月で入試問題は無理だよ。という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です。これまで積み上げてきた演習を入試問題にぶつけてみてください。そして、敵を早めに知ることで攻略する近道になります。
都立高校入試の数学における大問1、2は、基本的な問題の集まりでありながら全体の58点を占めています。重要なのは本質の理解、そして「とにかく多くの問題に触れること」です。様々な問題を解いて解いて解きまくり、基礎を確実なものにしましょう!
2年生のうちから入試問題に触れることはこれからの学習にとても有意義に作用します。そして大問1,2のほとんどは2年生まで学んできた内容が多いのです。
- 8. 都立入試対策「大問3(関数)」 (対象: 3年生) 8/21(月)
- 9. 都立入試対策「大問4(平面図形)」 (対象: 3年生) 8/23(水)
- 10. 都立入試対策「大問5(空間図形)」 (対象: 3年生) 8/24(金)
第8~10回は第7回の大問1,2とは少し異なり、大問3~5は”差がつく”問題の攻略になります。
より情報量の多い複雑な問題を、自ら整理して解かなければなりません。鍵になるのは「大きな問題は、小さな問題に切り分ける」という能力です。
第1回 「vs計算問題」
今日はそんな数学ぷらすの記念スべき第1回講義でした。
計算問題と戦うをキャッチフレーズに、ややこしい問題をとにかく解いて解いて解きまくりました。
松浦先生オリジナルの問題は鬼です。(笑)
10~20も続く超長い計算問題や平方根、分数がとにかく入り混じった四則計算。
途中式無しでは解けないような難問ばかりです。
そして、今日の極意がこちら!!
途中式の重要性
途中式を書かない生徒がとても多いです。
何度いっても書いてくれません。
それで、間違えた問題を見ていても、どこで、どう間違えているかが分からないので、最初から解き直しになりますし、自分でも気づくことができなくなってしまいます。
今日の授業では途中式についてとても重要なことを解説しました。
なぜ、途中式が必要なのか、なぜ書いたほうがいいのか、色々と言われることはたくさんあると思いますが、改めてなぜ途中式が必要な理由を自分なりに考えてみるのもいいかもしれません。
ヒントは上の写真にある「手を動かす」というところにあります。
次回からは3年生先取り講座です。
引き続き頑張っていきましょう!まだ7月。夏はこれからです。