目標ぷらすでは学習記録をつけることを義務付けています。
スタディプラスというアプリを使用し、学習記録をつけてもらいます。
今日は、学習記録をつけることと、学習時間に関して。
なぜ学習記録をつけるのか
なぜ学習記録を徹底するかといえば、学習を「自覚」するためです。
よく筋トレで鍛えている部位を意識して筋トレしましょう。とかダイエットで食べ物のカロリーを意識しましょうとか言うじゃないですか。
まさにそれなんです。
何を勉強するか。
それにどのくらい時間がかかったのか。
成果はどうだったか。
学習を記録することで自分の学習を「自覚」することが出来、その振り返りや成果につなげることが出来ます。
今はアプリを使って記録、可視化が容易になりました。
これを使わない手はないんです。
大事なのは学習時間ではなく、「自覚」することです。
自覚できれば成績は確実に伸びます。これは断言できます。
自覚できるかどうかは本人の問題であり、そこを目標ぷらすでは学習記録をつけるというアクションでバックアップしていきます。
スタディプラスについて
目標ぷらすでは、学習記録をつけるアプリとして、スタディプラスを使っています。
これは生徒とのコミュニケーションツールとしても機能していて、分からない問題等の質問も受け付けています。
有名なアプリなのでご存じの方も多いし、すでに使われている方も多いと思います。
Twitterを見ていてもやる気ある大学受験生達はこぞって記録してますもんね。
同じ志望校の人がどんな勉強をどのくらいやっているかも見れるので、やる気も繋がりますね。
どのくらい学習時間が必要か
世間の俗説で「東大合格に3000~5000時間」というのがあります。
俗説ですので幅も広いですが、私が聞いたところだと、
東大 5000時間
早慶 3500時間
国立大 3000時間
と言われているのを聞いたことがあります。
1万時間ルールというのがあります。
これは、マルコム・グラッドウェル氏の「天才! 成功する人々の法則」で紹介されたもので、「一流・天才と呼ばれる人は、1万時間の厳しい練習に打ち込んでいる」というものです。
逆に言えば、あることに1万時間かければプロになれるという考え方です。
同じく、1000時間の法則として、1000時間打ち込むことができれば、セミプロになれるという考え方もあります。
勉強は時間より質であることは間違いないですが、これはある程度の指針には使えると思います。
さて、では1000時間、3000時間、5000時間をどのように捻出できるかを考えたいと思います。
1日3時間の学習を毎日365日で1095時間という計算です。
1日3時間を休まず毎日3年間続けることで3000時間という壁が見えてきます。
ちなみに5000時間を目指す場合は1日4.5時間の3年間になります。
つまり3年間1まとまりで見ていかないといけないということです。
1,2年サボっていた生徒が3年生で頑張るぞ!と意気込んでも遠く及ばないというわけです。
実際は3年生が始まってから1月中旬の共通テストまで42週ほどしかありませんので、1日3時間の勉強じゃ882時間にしかなりません。
でも上に紹介したようなスタディプラスで記録をつけている生徒のように週50時間も学習を続けられれば、入試までに2100時間。1,2年サボっていても大学受験で戦えるようになる。と、時間の指標は教えてくれています。
高校受験ではどのくらい必要か
目標ぷらすの卒業生の記録を紹介します。
「合格体験記」でも紹介しましたが、見事志望校に合格したHくんは、7月入塾でした。
そこから学習記録を毎日つけ、見事志望校に合格しました。
7月から入試までの学習時間は815時間です。
平均すると毎日3時間50分(約4時間)の学習になります。
偏差値としては、入塾時48が56まで上がりました。
しかし、ここでお伝えしたのは、この成績アップは学習時間ではなく、学習を「自覚」することにあったと思っています。
彼は塾が休みの時や家庭学習もしっかり記録をつけ、自分がいつ何をやるか、やらねばならないかを理解していましたし、その自覚のもとに計画を立てて学習を継続できました。
目標ぷらすの週間報告書
目標ぷらすでは毎週土曜日に週間報告書を発行しています。(週3コース以上かつ週3日以上学習記録がある生徒)
学習状況が生徒本人も保護者の方も分かります。
生徒は振り返り、次週の自分の学習に活かせるようにしてもらっています。
保護者の方も生徒の学習がわかるので、「勉強しなさい」という声掛けが減り、喧嘩がなくなったという声も頂いています。
勉強を「自覚」することから勉強を始めよう
長々と書いてきましたが、一番伝えたかったことは勉強を「自覚」して始めるということです。
そして、自覚して勉強できれば質は上がります。
質の高い勉強を続けることができれば、自分の目標にぐっと近づくと思います。
周りがどれだけ「頑張れ」「足りない」「もっと勉強しろ」と言っても、自覚が本人にない以上は周りの意見は届かないものです。私がそうでしたから。
勉強は「自覚」するところからスタートです。
そのサポートと仕掛けを目標ぷらすでは用意しています。