東京都立高校入試 内申点について(特に1,2年生!)

東京都立高校入試の仕組み

こんにちは。
今日は、いよいよ迫ってきた都立高校入試に関して説明できればと思います。

都立高校の入試は、1020点満点で採点されます。
内訳は、学力検査700点、内申点300点、今年からはじまったスピーキングテストが20点の合計1020点です。

少しだけ計算が複雑なので、解説します。
5教科の学力検査は通常各100点満点の500点ですが、これを1.4倍して700点満点にしています。
そして、内申点は学力検査がある5教科は内申点がそのままの得点に、学力検査がない保健体育、技術家庭、美術、音楽は内申点の2倍が得点になります。つまり65点満点です。これを300点に換算します。
自分の内申点÷65×300 小数点切り捨てです。
そしてスピーキングテストは6段階評価で0~20点が振り分けられます。


↓都のHPにまとめられています。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/release20220922_01.html

内申点の重要性!

もうお気づきだとは思うのですが、あえてここで内申点の重要性について書きたいと思います。
そして、この内申点は1年、2年の積み重ねがとても重要です。3年生になって部活が終わってから勉強を頑張っても伸びにくい!
だからこそ、1,2年のうちからしっかりテストで点を稼いでいかなくてはならないのです。

例えば、
内申点がオール3の場合 3×5+(3×4)×2=39点です。
都立入試の得点に換算すれば180点。


Vもぎ(都立高校入試模擬試験)によれば、目標ぷらすの近くの高校で、
芦花高校 670点
神代高校 710点
がボーダーとされています。

つまり、内申点が180店の生徒は、
芦花高校 670点-180点=490点  500点満点換算で350点。
神代高校 710点-180点=530点  500点満点換算で379点。
が、学力検査で必要になります。

合格ボーダーラインは各教科70~76点取る必要が出てきます。

ここで内申点です。
例えば、仮にオール3ではなく、オール4だった場合はどうでしょうか。

4×5+(4×4)×2=52点。
都立入試の得点に換算すると240点です。

内申点が上がれば各校の学力検査での得点に少し余裕がでてくる!
芦花高校 670点-240点=430点  500点満点換算で307点。
神代高校 710点-240点=470点  500点満点換算で336点。

合格ボーダーラインは各教科61~67点になります。

内申点を意識しよう!

内申点を5教科で1上げると、入試の得点は4.6上がります。
そして、4教科(保健体育、技術家庭、美術、音楽)で1上げると9.2も上がるんです。

いかに内申点が入試において重要かわかるでしょうか。
普段の学習で少しでもこの意識を持つだけで、内申点を上げていくことが出来ると思っています。

「3年になってから勉強すればいい」じゃ遅いんです。
今のうちからコツコツ積み上げて行きましょう。

入試本番。誰もが1点でも多く取ろうとしてきます。
その時に1,2年のうちに頑張った自分がきっと後押ししてくれると思います。

目標ぷらすは自分で目標を定めて、それにむかって頑張る生徒を精一杯サポートしていきます。
通い放題の塾なので、目標ぷらすを使って1,2年のうちから学習習慣を身に着けていきましょう。

都立入試総合得点計算表

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