8月になりました。
高校生には毎月最初に1ヶ月の計画を立ててもらっています。
ここで、私が大切だと思うことを書いておきます。
- 計画には参考書の単元やページを記入すること。(1日にやるページ数ではなく、何ページから何ページまで)
- 1週間に1~2日の予備日を設けること。
- 1ヶ月でどこまで進むか、進めたいかという目標を持つこと。
- 自分がどのくらいできるようになったかを確認するテストを設けること。
計画を立ててもらうと、いつ、何をやるかは書いてきてくれます。
例えば月曜には「漢文」といった感じです。
しかし、漢文の何をやるかが分からないのです。(いや、実際渡しているテキストがあるから分かりはするのですが・・・)
漢文の何のテキストの、どの問題をやるかまでを計画に織り込まなければ、そのテキストがいつ終わるかが分からないのです。
ゴールが見えなければ、霧の中を闇雲に走るのと等しく、ペースは早いのか、遅いのかも分からない状態になってしまいます。
同様に、予備日は重要です。
突発的な予定が入ることもあるでしょうし、想定より時間がかかってしまう場合もあると思います。
なので、予備日を設けて調整できるバッファーを設けるようにしましょう。
計画通り進んでいるのであれば、復習に当てるよう生徒には伝えています。
1ヶ月後、どこまで進むかという目標を持つことは重要です。
自分がどのくらいのペースで進めていきたいかにも影響します。
1ヶ月で1冊の参考書を終わらせたいのであれば、ペース配分も考えなければなりませんし、1ヶ月後どこまで進むかを見つめることはとても重要だと思います。
さらに、1ヶ月の終わりに実力を測るテストを用意することはとても重要です。
目標ぷらすではセンター試験の過去問を使うことが多いです。
大問ごとで確認できるのと、平均点もだいたい安定している問題なので有効です。
計画はとても大切です。
受験は時間ゲームと言われることもあります。限られた時間の中で何をやるか、何ができるようになるか。
その取捨選択ももちろんですが、どのように計画を立てていくかを極めることで受験を制することができると考えています。
計画に関して、お気軽にご相談いただければ幸いです。